精神科医療と薬について知っておきたいこと

薬は医療の世界では必要不可欠の物で、常に新しいものが次々に開発されています。その都度薬の確認をします。

精神科医療と薬について知っておきたいこと

精神科医療と薬について

私は現在29歳男性で精神科の医療現場で勤務しています。
私の病院も含めすべての病院では治療に薬は必要不可欠で、沢山の種類の薬が日々開発されて、導入されています。
私も患者さんの状態等を把握するために薬の効き目や、副作用等を常に調べて勉強しています。
種類が沢山あり、似たような名前や、名前が違うのに効果などが一緒のもの等沢山あるために、すべて覚えることは出来ず、その都度薬の辞書などを使用しています。
精神科の現場では他の一般病院とは違い、脳内に直接効くものなどが多く、使用方法を間違えると危険なものが多いために、周囲の職員とダブルチェックなどをして目の前で服薬してもらうようにしています。
中には薬を拒否したり口の中に隠して後で吐き捨てる患者さんもいるために気を付けています。
薬には作用と副作用があり、薬によっては喉が渇くようになったり、無意識に足踏みをするアカシジアと呼ばれるものや、舌などを動かすジスキネジア、体重の増加など沢山副作用があり常にその反応を見て薬の増減を医師が調節しているようです。
精神症状が悪いとどうしても薬の量を多くしなければならず、その分患者様の状態は落ち着くのですが、夜にふらつきが多くなり転倒してしまう患者さんが多く見られます。
薬の増減は急激にしてしまうと体への負担や脳への負担が強くなってしまうために長期スパンで調節していきます。


最近では新薬で一カ月に一度体に注射するだけで良いものも出てきており、少しずつ患者様にも、医療従事者にも便利な世の中になってきているように思えます。

しかし、まだまだ飲むタイプの薬が主流で、退院しても服薬をしなくなり、精神状態が悪化して再入院してくる患者様が全体の6割を占めています。
訪問看護などで、看護師が在宅訪問し服薬チェックするサービス等を行うものも最近増えてきています。
今後も沢山新しい薬など出てくると思いますが、扱うのも利用するのも人間のために、慎重に考えて使用していきたいと考えています。

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